「この人の話、長いな」
「難しくて、よくわからないな」
「で、結局なんの話だっけ?」
こんなふうに思ったことありませんか?
そんな時は、結局
相手の話は頭に入ってなかったりします。
習い事教室の先生は、日頃から人に話をする機会が多いですよね?
この先生の話わかりやすいな
聞いていると楽しくなって魅力的だな
もっと話を聞きたいなー
と思われる話し方を、身につけることができたら
レッスンでの教え方や、何気ないコミュニケーションにも
活かす事ができます。
そして、そのスキルは、ビジネス全般において
役立つ一生物のスキルになります。
今日は、思わず話を聞きたくなるデキる人の話し方をご紹介します。
最後までご覧頂き役立ててもらえると嬉しいです。
ビジネスで嫌われる話し方
日頃何気なくに話すときって、時系列に話しがちですよね。
例えば、
今日は〇〇へ行ったら▲▲さんに会って、
久しぶりだったから、ちょっとお茶でもと、カフェに行って
ちょうどランチ食べ損ねていたから、サンドイッチ頼んだら、
超萌え断だったノーーー。オススメだから。今度一緒に行こう!
というように思いつくままにおしゃべりする・・・
プライベートの時は、私もこんなふうに話しますし、
途中で「えー!いいなー。私もフルーツサンド好き!」なんて盛り上がります。
でも、ビジネスでこれをやると「で、結論はなんなの?オチは何?話長いよー」
と上司や取引先からほんとーに嫌がられます。
習い事の生徒さんからは「結局よくわからなかった」と
思われてしまいます。
つまりビジネスの現場では、事実をただ順番に並べて話すのはNGなんです。
簡潔に話して、効率的に行動することは
相手の時間や労力を無駄にさせない親切な行動になるんです。
では、どうするのが良いのか?
結論から話しましょう
例えば、あなたが習い事教室のことでわからないことを
私に質問してくださったとします。
そうしたら、できるだけ早く答え知りたいですよね?
なのに、私がこのように答えたらどうでしょうか?
それは、前提として、あーでこーで、以前は、こうだったから、
みなさん、こうゆうやり方をしてますが
本当は、こういう考え方もありまして・・・
なんて言われたら、
「以前のことはいいから!」
「早く答えを教えて!」
「いっぱい話してたけど、結局なんだっけ?」
となるのではないでしょうか?
つまり、
多くの人が早く答えを知りたい!
↓↓↓↓↓
だから、結論から話しましょう。
次に根拠を話しましょう
でも、結論だけ言われても「なんでなんだろう?」と疑問が残ってしまいます。
疑問が残ったままだと人はあなたの言うことは
「腑に落ちない」「信用できない」と感じます。
逆に、根拠をしっかりと説明することができると
最初に言った結論に説得力が出てきます。
「確かに、そうだ」「その通りだ」と納得できると
あなたへの信頼感が増しますよ。
なので、結論を言ったら、
↓↓↓↓↓
次に根拠を言うようにしましょう。
その後に例え話でわかりやすく
例え話があると、具体的にイメージすることができるので
より理解が深まり、話し手と聞き手の間に、理解のズレが発生しにくくなります。
そして、専門用語や難しい言葉を使わずに説明すると
ちょっと難しい複雑な話も理解しやすくなります。
例えば、教室運営であれば、
結論:売り上げを上げるには、商品が一番重要です。
根拠:なぜなら、必要とされる良質な商品でなければ
売れないからです。どんな商品にするかが大事です。
例えば:集客の勉強をして、めちゃくちゃ頑張って、
100人お客さんを体験イベントに集めても
商品に必要性や魅力を感じてもらえなければ売れませんよね。
イベントを楽しんで、何も買わずに帰ってしまいます。
結果、売り上げが上がらないので、やっぱり商品は大事だと思います。
と言うような感じです。
また、習い事のレッスン中であれば
結論:唐揚げを美味しくする秘訣は2度揚げする事です
根拠:なぜなら、一気に高温加熱すると中心が生焼けになり
長時間、高温加熱すると、焦げたり硬くなるからです。
実例:ゆっくり低温で加熱して、一度油から取り出して
バットの上で休ませると、余熱で火が通ります。
その後、高温で短時間上げると、表面がカリカリに
なって美味しいですよ。
いかがですか?根拠と例え話・実例があると、理解しやすくありませんか?
行動を促す
最後に行動を促すと喜ばれます。
先程の話であれば、
「だから、早速、商品を見直してみてくださいね」
「というわけで、
今日から唐揚げは、1回目7分 2回目30秒で
2度揚げしましょう!」
と言う行動を促すことができますよね。
もっと複雑な行動を促すときには
ステップ1 これをやって
ステップ2 次はこれを・・・
と言うように、
行動を段階的に促すことができると、
「なるほど!」「やってみよう!」と
思ってもらいやすくなります。
やってみてよかった!と思ってもらえたら、
かなりデキる人だと思われますよ。
まとめ
生徒さんに話すとき、
お仕事関連の人と話すときは、
結論=>根拠=>例え話=>行動
の順番で話をしてみましょう!
この順番でお話しすると、聞いている人が
・結論が記憶に残りやすい
・根拠で説得力が増す
・理解が深まる
・何をしたらいいかわかる
と言う効果があります。
結果として、聞いている人はあなたを「話の上手なデキる人」だと
思ってくれるようになります。
そうすると、ビジネスをする上では
お客様だけでなく、取引先、他社さんにも
好感を持たれ、信頼されるようになります。
もちろん、プライベートでもあなたの話はわかりやすいと
周りの人が感じるでしょう。
参考になれば幸いです。
それでは、長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。
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では、今日も笑顔いっぱいの1日になりますように💓