「新しいことに挑戦したいけど、躊躇してしまう」

「いつかやるべきだと分かっているのに、迷って先延ばししてる」

「やりたいけど、失敗が怖くて勇気が出ない」

そんなことありませんか?

 

人によっては、

ぐるぐると迷い続けていて、気づいたら5年経ってた・・・

「決められない私は、ダメなんだ」なんて

落ち込んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

こうした気持ちは、決して珍しいものではなく、

多くの人が感じてるもので、誰にでも起こることなんです。

 

だから、あなたが悪いわじゃないんです。

 

つまり、人類全員が持っている

「脳の仕組み」に原因があるために起こる

人間なら当たり前なことなのです。

 

そこで、今日は「やりたいことがあるのに一歩が踏み出せない」という方に、

脳の仕組みから紐解いて、克服するヒントをお届けしたいと思います。

 

このもどかしい感情を、あなた自身が克服する

そして、あなたの教室の生徒さんの「変わりたい」を叶える

参考になれば幸いです。

 

なぜ迷うのか?一歩が踏み出せない原因

人間は誰でも「変化を恐れる」と言われてます。

何か今までとは違う選択を決断をする際、

 

「本当に大丈夫かな?うまく行くかな?」

「今より、いい状況になるかな?」

「もしかしたら、失敗するかもしれない」

「やっぱりやめた方がいいかも」

 

と決断しきれずに時間が経過しまうことって

あると思います。

 

また、マリッジブルーのように決断はしたけれど

「本当にこれでいいのか?」と迷ってしまい

情緒不安定なんてことも。

 

大人になりたくない子供のままでいたいという

ピーターパンシンドロームなども、変化したくない

現状維持を望む心理状態です。

 

これを「現状維持バイアス」といいます。

 

この反応は、決して特別なことではなく、

「今、無事に生き延びているのだから、

現状を維持した方が安全で生存確率が上がる!」

っていうDNAに刷り込まれた生存本能から来るものなんです。

 

だから、ごく当たり前の自然現象だと言われています。

 

この生存本能が

新しいことや変化に対して、脳は無意識にリスクと捉え、

できるだけ安全な状態でいるようにと、

私たちを「引き戻し」ます。

 

この引き戻し現象にも心理学的な名前がついていて

「ホメオスタシス」といいます。

 

つまり、

変化を躊躇するということは、あなたの

「現状維持バイアス」や「ホメオスタシス」が

きちんと機能しているということです。

 

一歩踏み出せない、行動できないのは

あなたが悪いわけではなく、脳の働きのためなんです。

 

周りの「現状維持バイアス」「引き戻し」もある  

現状維持バイアスや、引き戻しは、自分だけでなく

周囲の人にも起きます。

 

あなたが変化しようとした時には

あなた自身だけでなく、

あなたを大切に思う人にも

引き戻し現象が起きます。

 

例えば、

家族や友人に相談したとき、

「今のままでいいんじゃない?」

「本当に、大丈夫?」

「やめた方がいいよ」

と止められることがあるかもしれません。

 

これは相手も無意識に

「今の安定が一番だ」

「自分が背中をおして、今より悪くなったら大変だ」

と、あなたを心配して、引き戻しが起きているから。

 

なので、もし、あなたがやりたいことがあるけれど、

周りに反対されているならば

このように、周囲の引き戻しに気づくことで、むやみに不安にならずに

自分の気持ちを優先した行動ができるようになります。

 

では、どうしたら、

自分自身の力で、一歩前に踏み出すことができるのか?

 

私自身が迷った時に、

認知科学コーチの方から教えてもらった考え方を

ご紹介します。

 

引き戻しを克服する3ステップ思考法

1. 引き戻しのサインに気づく

「どうせ無理だ」

「やめたほうがいいかも」と感じたら、

それは引き戻しです。

「また来たな」と気づくだけで冷静になれます。

 

2. チャンスとして捉える

引き戻しが来ているということは、

今、自分自身が変わろうとしているからです。

つまり、

「ステップアップのタイミングだから

不安になっているんだな」

前向きに考えます。

 

3. やりたい気持ちを基準に決断する

残念ながら、確約されている未来なんてありません。

(いきなり、すみません!)

いつも安全なルート、一見完璧に見える道だって、

突然車が突っ込んでくることもあります。

 

逆に、ちょっと冒険していつもと違う道を通ったら

多いがけない景色を見られて、こちらが定番ルートになることも

 

結局のところ、危険を避けようとしても

避けきれないし、チャレンジしたら

意外と簡単だったりすることもあります。

 

もちろん、私もチャレンジして

失敗しちゃったなーと思ったこともありますが

失敗したこと自体が経験の蓄積になったり

セミナーで、お客様に話すネタ(=飯の種)になってます。

 

なので、どーせ未来がわからないなら

「やりたいかどうか」

「その未来にある可能性が、自分にとって望ましいか」

で、考えてみませんか?

 

できるかどうかで判断しようとすると

見えない未来に人生を振り回されて、

やりたいこともできなくなっちゃいます。

 

未来の不安のために、チャレンジしないで

自分の時間と人生を棒に振るなんて勿体無い!

 

それならば、

やりたい気持ちを大切にして、

あなたの可能性にフォーカスすることで

前に進んでみませんか?

 

経験値を上げて、新しい武器を持ってレベルアップした

あなたになれるはずです。

 

後悔は脳のイタズラ?コンフォートゾーンを広げてステージアップ

引き戻しが来るということは、

実は新しいチャンスが目の前に来ている証拠でもあります。

 

変化の際に不安や迷いが生じるのは、ごく当たり前のこと。

それをポジティブなサインと捉え、

行動するための前向きな一歩を踏み出してみてください。

 

その時に1つ注意があります。

一歩踏み出した時は、一瞬の後悔が待っているということです。

でも、振り返る必要はありません。

これも、みんなに起こることだからです。

 

そして、後悔の理由は、シンプルで

居心地が悪いからです。

 

例えば、TVで紹介されていた高級レストランに

初めて行ったとします。

なんだかソワソワして緊張したり、居心地悪く感じます。

 

でも、2回目、3回目に行った時には

勝手知ったるお店になり、店員さんと挨拶して

居心地の良い場所に変わっていきます。

 

つまり、いつもの場所は居心地が良く

新しい場所は、居心地が悪いものなんです。

 

でも、慣れると、居心地が悪かった場所も

いつもの場所になり、居心地が良くなります。

 

最初の一歩を踏み出した時に

「やっぱり、やめておけばよかった」と後悔しがちなのは

この快適空間(コンフォートゾーン)理論があるからです。

 

だから、新たな一歩を踏み出したら、

「一瞬の後悔はあるもの」と、折り込み済みでいると

 

「キタキタ。私は、コンフォートゾーンを飛び出して

 新しいステージに一歩上がったぞ!」

 

「次の、2回か3回目で、私のコンフォートゾーンが広がって

 新しい私にレベルアップしちゃうぞー。待ってろ、私!」

 

と思えて不安を消し去ることができますよ。

(これは、岡本が勇気を出して踏み出した時の思考です。笑)

後悔なんて、脳みそのイタズラ。怖くない!

 

えい、や!って飛び出してみてくださいね。

 

まとめ  

脳の仕組みを知り、引き戻しの力を理解することで、

新しい一歩を踏み出す心構えが生まれます。

 

そして、コンフォートゾーン理論を理解できると

1回限りの後悔に振り回されない自分になれます。

 

まずは、自分が望んでいる未来を

しっかりと見つめて、楽しい妄想をしてください。

 

そして、

ジャンプする時に、しゃがんで小さくなっている

自分をイメージします。

 

高く高く飛ぼうとするほど、

小さく小さくなって力を溜め込んで

一気にジャンプしますよね。

 

その勢いで、コンフォートゾーンを飛び出せば

きっと、新しい自分に出会えるはずです。

 

あなたが変化を恐れず、目指す未来へと進むことができるように、

今回お伝えしたステップをぜひ活用してください。

 

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

 

長文を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
あなたの教室運営の参考になれば幸いです。

 

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